アパレル店員が好きなことや感じたことを愚直に書くブログ

アパレル店員歴2年目突入の筆者が普段から好きなことや思ったことを訥々と語るブログです。。

ボラバイトで牧場へ!牛だ!ウンコまみれだ!!

21歳になったばかりのヒロセは、当時歯科医院で歯科助手をしつつコメダ珈琲でバイトしていました。
思いつきは突然、家の天井から落ちてきました。

ある日、テレビをのんきに見ていると、ふと「牧場で働いてみてぇな」と思ったのです。

なぜかは分かりません。
そう思ったら即行動。

ボラバイトに登録し、働き先を決めると元々辞めたかったコメダ珈琲のバイトと歯科助手を辞め、一人滋賀の方へ2ヶ月間、住み込みバイトをしにいきました。

ボラバイトとは、ボランティア・バイトのことで、金銭を稼ぐことを目的としない人向けに作られた、酪農や農業を体験できる求人のことです。

私の場合、朝5時30分〜夜8時までの勤務(休憩約3時間半)で月給8万円でした。

ブラック過ぎてこれ以上ひどい賃金の所はないだろうと思いながら働きにいきました。
あくまでも経験しに行くので賃金は意識しないようにしてました笑



【初めての牧場。とにかく牛舎はウンコまみれ!!】

電車を乗り継いだりして約4時間、働き先の牧場にようやく到着。

でも、牧場ってどうしてあんな山奥にあるのでしょうか。
…嫌になっても逃げ出せないようにするためか…!?

いえいえ、山奥にあるのは単に土地がそこしかなかったからだそうです。

挨拶もそこそこに、着いてすぐにお仕事開始。
私の主な仕事場となる牛舎に案内されると、そこは…ウンコ、ウンコの山…いや、ウンコの大地が広がってました。
つまり、見渡す限りウンコだらけだったわけです。はい。

恐らく、ウンコだけではなく土もあるはずなのですが、私には目の前に広がる真っ黒い土がすべてウンコに見えました。
そうして驚いている時でも、牛たちはそこここでオシッコやウンコをしていました。

私は排泄物の名前を出すこと自体苦手な、下の話はNGの女なのですが、これは名前を出さずにいられません。
牛に驚くよりも、ウンコまみれな牛舎に驚きました。

まぁしかし、私の働いた牛舎は風通しが良い作りになっていて、ウンコやオシッコの匂いが籠っていませんでした。
風通しの良い牛舎は珍しいらしいです。


【ドキドキの搾乳作業】

牛舎のお掃除を先輩に倣ってこなし、夕方休憩を挟んでからいよいよ搾乳のお仕事。
牧場で仕事する=搾乳をするってイメージの人も、結構多いのではないでしょうか。

かくいう私もその一人で、「牧場で働いてる!」って実感が出てワクワクしました。

搾乳といっても、手でするのではなく、専用の機械を酪農の学校を出ている先輩たちが操って作業するワケなのですが、私はそのお手伝いをしてました。

主に、搾乳器の準備をして、専用の薬を布に染み込ませて、牛の乳首を綺麗に拭いて、搾乳しやすい環境にする仕事です。
単純作業に思えますが、これが慣れるまで大変時間がかかりました…汗
綺麗に乳首拭けた!と思っても拭けてなかったりして大変でした。。。


牛が立っている所から少し下がった場所で牛の搾乳をしていました。
つまり、牛のカカトの部分に人の顔があるような位置ですね。

なので、牛の足と足の間に顔を突っ込んで乳首を拭いてると、いきなり牛がオシッコし初めて危うく頭から黄色い排泄物を被りそうになったこともありました。

一緒に働いていたジョージという日系アメリカ人は、牛が高い位置から黄色いオシッコをして辺り一面汚す様を見て「Oh…ゴールデンシャワー」とジョークを言ってました。
(私はもちろん変なテンションだったので爆笑しました)



【牧場で働くということは汚物にまみれるということ】

上記の通り、牧場で働くこと=汚物まみれになるということは避けて通れない道です。
誰でもウンコ被ります。オシッコ浴びます。
でも、安心してください。皆そうなんです。

ということで、ボラバイトをしていた2ヶ月間、ほぼ毎日汚物にまみれてお仕事してました笑

お陰で変な菌が入って人生初のウィルス性胃腸炎に掛かったり、汚物への耐性が付いたりしましたが、それはまた機会があればブログに書きます笑

汚物にまみれるけど、牧場で働いたことは大切な思い出です。
とにかく、一緒に働く人々がユーモア溢れて、すごい人たちばかりで、本当に良い人たちばかりで、支えられました。
またそのことも記事にしていきたいと思います。


もし、牧場で働いてみたい!と思った人は、まずはお試しとして「ボラバイト」を通して仕事しに行くのも選択肢の一つとして考えてみてはいかがでしょう。